サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、従来の「Take(資源を採掘して)」「Make(作って)」「Waste(捨てる)」というリニア(直線)型経済システムのなかで活用されることなく「廃棄」されていた製品や原材料などを新たな「資源」と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組みのことを指します。


しかし、資源をTakeするのではなく育てる事ができれば、これもCircularではないでしょうか?それは、植物資源です。特に木材は、人間が育て、管理し、伐採する事により継続的に使える資源です。

実は、この循環型経済は、日本人にとっては馴染み深い経済型式なのです。静岡に馴染み深い徳川家康公が作った江戸時代は、究極の循環経済だったのです。
約250年間の江戸時代の日本は、生活に使う物資やエネルギーのほぼすべてを植物資源に依存していました。日本は外国から侵攻されることもなく、長崎の出島以外、海外とのやりとりを絶って鎖国しました。この鎖国政策により資源の出入りがなかった日本では、さまざまな工夫を凝らして再生可能な植物資源を最大限に生かし、独自の循環型社会を築き上げました。
また、SDGs:持続可能な開発目標も、資源・食料・経済の循環型を目指しています。

『border:』は、長く低迷している林業を中心とした森の循環を再活性化すべく、針葉樹の新たな市場を開拓していくことを目標としています。人間が育て、伐採、再生をコントロールできる資源、「木」業を、私たちは再活性化したいと考えています。
久しく林業が低迷し、本来の「木」の良さ、香り・手触り・温もり・柔らかさを忘れかけている人たちに、もう一度、本来の「木」を認識してもらいたいと思っています。

そして、森が再活性化する事により、「海」・「陸」・「水」の循環が健全化していく事を願っています。
『border:』は、循環型、SDGsに貢献できる家具です。

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