もうすぐ2022年が終わろうとしています。
株式会社キコナスにとってはなかなか厳しい年でしたが、会社にとっては勉強になる年となりました。来年は、NHKの大河ドラマでも『どうする家康』が始まります。再び静岡が注目されます。現在のキコナスの事務所がある場所は、家康公が祀られている久能山東照宮に大変近くにあります。残念ながら日光東照宮は有名でも久能山東照宮はあまり知られていません。家康公の亡骸は、どう考えても、久能山東照宮に祀られているはずで、もっと静岡市民は久能山東照宮を大切にすべきと思います。

家康公が発展させた”江戸”に、今から100年前の1923年9月1日11時58分32秒に発生した「関東大地震」が発生し、死者・行方不明者は推定10万5,000人で、明治以降の日本の地震被害としては最大規模です。100年という区切りの年が2023年ですが、当時の避難所の写真と阪神大震災、東日本大震災の避難所の写真を見比べてみるとほとんど変わっていません。

日本はこの100年で非常に発展し、世界の先進国としても認められています。毎年のように大規模な自然災害が発生しています。・・なのにです、被災地の避難所の環境は改善・進歩していないように感じます。本当に最近、段ボールベッド・ダンボール間仕切りが避難所に設置されるようになりました。自然災害が起きる事も判っています。大地震が起こるであろう事も知っているにも関わらず、進歩が遅いように感じます。
ここ静岡市では「東海地震・東南海地震」が起こると半世紀近く言われており、私自身、小学生の頃から避難訓練に参加しています。しかし、非常食では未だに乾パン・缶詰です。何かが間違っているのではないかと思います。

世界の避難所を見てみると、イタリア・アフリカでは日本の避難所と比較して、しっかりっ設置・運営されているように思います。調べてみると、「スフィア基準」という基準がありました。日本でも、最近はこれにならい基準を見直しているような場所もあります。新しい”避難所”が求められている事を知りました。

私達キコナスは、次に起こるであろう自然災害・大地震に備えて避難所が避難民にとって一刻早く”日常”を取りも出せる仕組み・プロダクト開発に取り組んでいきます。どのような形で皆様に提供できるか、まだまだ未定ですが一歩一歩進んでいこうと思います。

では、皆様が来年はより良いお年になることを願っています。そして、来年のキコナスにご期待ください。

株式会社キコナス 代表取締役 岩崎満洋

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