株式会社キコナスが開発している製品は、もともとは静岡市と静岡の製材所が共になった「ききしずプロジェクト」で開発されたオリジナル製品が元になっています。今日は、このプロジェクトに出会える迄の話をしてみます。

静岡市と静岡の製材所がコラボした「ききしずプロジェクト」より

私は、一昨年の夏の終り頃、まだコロナ禍がなかった頃に「日本の狭い部屋・住まいでもっとワクワクした生活・暮らしが出来ないか?」と考え始めました。それは、阪神大震災・東北大震災・熊本地震・長野の台風被害等、毎年のように被災して一戸建て・共同住宅から今までより狭い賃貸の仮設住宅へ移る人・家族がいる中、また以前と同じ広さの住まいに戻れる人たちは少ないと思います。今までより狭い住まいの中でも、もっと楽しく・快適に暮らせる方法はないだろうかと考え始めたのがキッカケです。
次のステップとして私は、単純に部屋を狭くしているのは有効に家具が使えていないのではないか?と考えました。また、家具が今の生活スタイルに合っていないのではないか?と思いました。テレビは、薄く・軽くなっているにもかかわらずテレビ台は、ブラウン管のテレビ台とはさほど変わらず。最近は、小型の家電・道具・雑貨が多くなっていてテーブルの上に置く場所しかないので、いつも部屋が雑然として見えてしまいます。これらを解決するには、もっと『壁』を有効に利用できないかと考えました。

壁掛け式のワインホルダー

壁の利用方法をググっている中から、今、事業に協力して頂いている株式会社J・ウッドと出会ったのです。この株式会社J・ウッドと合わせてくれたのが静岡市のB-nest(静岡市産学交流センター)です。
ききしずプロジェクトから誕生したオリジナル製品は、開発されてから月日が流れていましたが、まだあまり注目されていませんでした。私にとっては『お宝の山』を見つけた気持ちでした。静岡市担当者の方にも会い、事業を説明して了解を頂きました。そうして、昨年の8月に「株式会社キコナス」という会社を起業しました。
静岡の資産を使っての事業ですから、多くの人に素晴らしさを知って頂ける事業にしたいと願っています。また、オクシズ産のヒノキを使い、オクシズ地域の地域活性化にも貢献出来るを目標の一つとしています。
株式会社キコナスが開発している製品の一端をご理解いただけたでしょうか?

Follow me!

コメントを残す