私の家は3つの建物があって母屋は、築100年以上経っています。最近は、雨漏りが激しくほとんど使用していません。私が子供の頃は、この家で生活していましたが冬は風通しがいいので大変寒かった記憶がありますが、夏は南側の縁側から気持ちの良い風が入ってきて裏へ抜けていきます。今でも昼休み、座敷に横に転がっているとクーラーなんかよりずっと気持ちの良い風が流れてきます。
この母屋にはほとんど壁がなく、造り付けのタンスか押入れで、他は障子・ガラス入り引き戸です。耐震診断をしたことがありますが、ほとんど耐震性能がなかったです。実際、家は傾いています。

ガラス付建具
ガラス付建具

母屋は、全て畳間で板間(フローリング)の部屋はありませんので、現代の生活には正直適していません。高齢の親は、膝が悪いため日常生活では椅子を利用していますので、フローリングの方が生活しやすいです。
造り付けの家具である押入れ・タンスも、今となってはデザイン・使い勝手が悪いため、利用していません。私は、若い頃、建築の勉強をしていた時は造り付け家具がベストと思っていました。しかし、時代が流れていくのを感じながら、ずっと同じデザイン・機能である造り付け家具では、時代の対応できないのではないかと思っています。置き家具のほうが、時代の変化に対応できるのではないかと感じています。

母屋を我が物顔で走り回っていた愛猫

今、私は置き家具と造り付け家具のいいとこ取りをした家具はできないかと思案しています。時代の変化に対応できて、デザインの統一性、安全性がクリアできる家具を目指していこうと思っています。

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